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DATA |
[お名前] |
廣井様(芦屋市) |
[建物情報] |
木造2階建(在来工法)
昭和50年建築
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[工事内容] |
仮設足場
屋根瓦葺替(エアリー通気省エネ工法)樋新設・波板取替 |
[工事期間] |
16日間
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弊社にて担当者と廣井様
~色・材質等の打ち合せ風景~
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お客様のご相談内容 |
1. |
屋根瓦から雑草が生えて心配
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2. |
瓦が割れている
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既存屋根材は和型・土葺き仕様です。経年による漆喰の損傷から水が浸入し雑草が生えやすい環境になっています。本体瓦に関しては、若干全体的にずれているのと、経年劣化で瓦のかけが全体の5%程度確認出来ました。
御提案としまして、
1. |
部分的な補修ではずれている箇所・かけ等は補修交換、漆喰損傷部分は棟瓦の積替え後、
漆喰補修が考えられます。
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2. |
昭和56年5月31日以前に着工された住宅 の為、耐震性向上を図る必要性があると
考えます。従って、屋根の軽量化で耐震補強を意識した改修方法を御提案致します。
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● 大屋根 62.4㎡ + 下屋根31.1㎡ = 7.48ton(施工前 既存瓦総重量)

● 大屋根 62.4㎡ + 下屋根31.1㎡ = 2.74ton(葺替後 軽量瓦・エアリー通気工法)
*注1 |
カルシウムを主成分としており、防水性や調湿機能に優れている為、古くから
土蔵や家屋の土で造られた内外壁の上塗り材としても用いられた建築資材です。
5mm程度の厚さの為、乾燥時に収縮し隙間が生じやすい欠点があります。 |
*注2 |
昭和56年以前の旧耐震基準で建てられた建物については、新耐震基準で建てられた建物に比べ、耐力壁と呼ばれるものが不足しています。
◆必要壁量の変遷
地震災害の教訓を踏まえ、改正の度に壁量の規定が増えています。
建築基準法施工令第46条にて各階の床面積1㎡当りの壁の長さ(cm)を
定めています。
<昭和56年以前に基準を満たして建築された住宅でも、現行基準(新耐震基準)に当てはめると壁量が大きく不足する結果となります。> |
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10年程前に電話帳でコバヤシルーフさんを知り工事をお願いしました。
傷んだ瓦数枚の交換だけでしたが、熱心に品質と今後のメンテナンスについて説明していただき、
職人さんも丁寧に施工してくださった印象が強く今回の葺替工事を
お願いする運びとなりました。
屋根の劣化状況を報告書にまとめ、現状を写真と模型を使って解説していただいたので
とても良く解り安心してお願いする事が出来ました。
品質へのこだわりを持った職人さん達を見ていてとても感じが良く、
教育されているなぁと感心しています。
施工中は近隣の皆様にも配慮してくださりありがとうございました。
また、外観をあまり変えたくなかったので、勧めていただいたルーガ雅で大満足して
います。
今後も屋根以外の建物・メンテナンスでお願いする事もあるかと思いますが、
よろしくお願いいたします。
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■担当者から |
以前、瓦の補修時に樋の清掃もさせて戴きましたが、今回の調査で樋の中に瓦と野地の
間にある瓦土が溜っているのを見て正直驚きました。
瓦を固定する土が流されているので通常補修では無理と判断し、今回は葺き替えをご提案させて戴きました。今迄の馴染みのある瓦の雰囲気を壊さず、軽量で耐震と省エネを意識した仕様でご契約戴けた事を感謝致します。
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